季節の料理
夏の料理
【ハモ料理】
梅雨の水を飲んだハモは、皮が柔らかくなって美味いといいますね。
秋の料理
【海老、あなご 南京衣揚げ(日御碕藻塩添え)】
収穫して20日ぐらい寝かせておいた南京の皮の硬い所は捨てて、柔らかな所で具にせん切りにして衣として揚げる。日御碕の藻塩が良く合います。
冬の料理
【出雲の国の粗挽きそば】
「トントントン・・・」蕎麦を切る小気味よい音が調理場の一角にひびく。
ここは蕎麦屋ではなく、出雲の日本料理店です・・・
出雲の食文化を学ぶうちに、いつしか出雲人の蕎麦に対する、ある特別の思いを感じるようになる。
一発発起 !・・・よし、出雲の料理人なら、うまい蕎麦を打とう。
それからは材料選び・・・水選び・・・はたまた粉の挽き方まで・・・
そして三年後完成したのが・・・出雲の国の粗挽きそば
そば屋の職人ではなく、料理人が作るこの蕎麦を、どうかご笑味下さい。
【松葉ガニの甲羅焼き(11月~2月)】
ご存知冬の味覚の王者です。
焼いても刺身でも冬の味覚の代表です。
【松葉がに】
おかやの「松葉ガニ料理」は、時期時期の最高の食材を料理してお客様にお出ししています。
松葉ガニとは、山陰・日本海側(島根県、鳥取県、兵庫県、京都府)で水揚げされた「ズワイガニ」の総称です。
冬の味覚として人気が高い。
体色は暗赤色だが、熱を加えると赤くなる。
塩茹でや蒸しガニなどで食べられ、缶詰などの原料にもなる。
上品で甘みがある肉とこってりした味の中腸腺(カニミソ)、メスの卵巣(内子)も食用にする。甲羅によく付着している黒いつぶつぶはカニビルの卵で、これが付着しているカニは脱皮後の時間が長いことを示しており、身入りが良い証拠とされることもある。
ズワイガニは冬の味覚の王様といわれるほど人気が高い食材であり、関西地方では、旅行代理店などが温泉地と結びつけたツアーを商品として扱っている。 北近畿・北陸にはズワイガニ需要によって発展した温泉地も多い。 これらの温泉地は冬場に最も集客が見込める。 ただし、これらの温泉観光地のズワイガニは冷凍であることが多いため、本格的な料理を求める消費者からは港の民宿・旅館・料亭が注目されるようになった。
隠岐松葉ガニは島根県の隠岐諸島(おきしょとう)近海でとれたズワイガニの中でも一定品質・大きさ以上のものを「隠岐松葉ガニ」と呼びます。 隠岐松葉ガニには、青地のタグがついています。(右写真)
鳥取松葉ガニは鳥取県で水揚げされたズワイガニを鳥取松葉ガニと呼びます。 鳥取県は松葉ガニ(ズワイガニ)の水揚げが多いのが特徴です。 鳥取松葉ガニのタグは、白地に赤色です。
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